2020年オークス中穴予想
ニッチ馬券研究会としては重賞レースは人気馬でもなく、大穴馬でもなく「中穴馬」を狙っていきたいと思っています。
さて、桜花賞を一頭次元の違う脚で差し切ったデアリングタクトが断然の支持を得ている今年のオークス。
果たしておよそ60年ぶりの無敗の2冠馬が誕生するのか、それを検討するに当たって以下4点を論点にしました。
1.馬場読み(前は止まるのか?どこが伸びるのか?)
2.展開読み(各馬の位置どりは?ペースは?)
3.距離適性(2400mに耐えうるかどうか?)
4.路線(桜花賞組vs他路線組)
その詳細は後から記すとして予想から先に書いておきます。
本命:4デアリングタクト
不安要素だけ挙げます。果たして届くのかどうか、距離は持つのかどうかの2点です。
届くし距離は持つと思ったからこその本命です!
長い脚を使うタイプなので東京競馬場も合うでしょう。
快速逃げ馬スマイルカナがいますが、初の2400m戦で激しい消耗戦になるとは思えず、ほぼ直線のみの3ハロン競馬になるのではないかと思っています。(展開読み)
そうなると大事なのは、位置どりと末脚の確かさ。
当然前目に付けていてそのまま押し切れるのが一番有利ですが、それを凌駕するほどの激脚があれば差し切れるわけです。このデアリングタクトは激脚持ち。
エルフィンステークスで速い時計への対応もできているとくれば死角はほとんどない。
差し切れる、悪くても差し損ねの3着。
ということで本命に推します。
対抗16ウインマリリン
劇的に切れる馬ではないが長くいい脚を使える馬。展開的に一番いい位置でレースを運べるはず。
先団2列目くらいから押し切りを期待する。後ろから行ったら用無し。ノリさんお願いします。
抑え:3アブレイズ、5ホウオウピースフル、8スマイルカナ、11リリーピュアハート
前目で運べる→3,5
対抗馬と同位置から運べる→5
もしバテバテ展開になったら→11
デゼルは…強く推せる材料がないのでばっさりといった。
買い目:ワイド16ー3・5・8・11、三連単マルチ4→3、5、8、11、16
デアリングタクトが勝ち切っても良いようにワイドで対抗から抑えの4頭に均等分配し、
三連単はデアリングタクトから相手全部にマルチで流す。
以下、予想の論点について。
論点①馬場読み:追い込みがきくのか、前残るのか
23日の競馬を見ると、
- 真ん中あたりが一番伸びていた
- 前残りすぎる馬場ではなくなった(ほぼフラット)
- 時計は鬼速い
ということが見て取れました。
結論:前も後ろもフラットなので展開次第。時計勝負に適応できないと厳しい。
論点②展開読み:ハイペース?ミドルペース?スローペース?
結論から言うとミドルよりのスローと読みます。
スマイルカナだけはぶっ飛ばすかもしれませんが、2頭目が追いかけなければそれ以降は限りなくスローになるのではないかと思います。
結論:3ハロン勝負。末脚が確実な馬と前目で長い脚が使える馬に向く。
論点③距離適性:2400mをこなせるのか?
同世代戦で距離適性うんぬんを言うのはナンセンス、というのが私の持論です。
(さすがにスプリンターでは勝てないでしょうけど。レッツゴードンキとか)
よって、今回はこのファクターは軽視します。
論点④路線:桜花賞組?その他路線?
桜花賞組はデアリングタクトと2、3着馬が抜けていた。
その他の馬との勝負付けが終わったと考える。
馬場、道中の不利など色々と巻き返し要素を挙げることもできると思うが、デアリングタクト、スマイルカナ以外の馬はばっさりと切る。スマイルカナは兄弟から距離に疑問符だが能力で残り目はある。
その他路線からは前述の論点に合致した馬をチョイスする。
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