1/18-19 京都1800mダート傾向分析~東海ステークスを見据えて~

1/26日曜日に東海ステークスが行われる条件である京都1800mダートの先週の結果を踏まえて、好走する種牡馬傾向および位置取りについて分析してみた。

まず分析の結果から

  • 日本系、欧州系の芝種牡馬が好走
  • 米国系のダート血統は人気していたにも関わらずほぼ掲示板馬券外(ダンカーク産駒を除く)に飛んだ
  • 2レース共に4角先頭の馬が押し切った( 後方の馬は届かない)

分析の材料

1/19日曜日に京都1800mダートが行われたのは2レースと8レースのみだった。

その時の掲示板に乗った馬の父系と位置取りについてまとめたのが以下の表。

※ サクラオールイン→サンデーの仔で現役時代は500万下勝利まで。芝、ダートどちらも走った。

血統背景からの考察

色分けしたとおり、日本・欧州系の芝で活躍した種牡馬の産駒が軒並み好走していた。 逆に、人気をしていても米国ダート血統のアイルハブアナザー、カジノドライブ、マジェスティックウォリアー、ロードカナロア(母父ティンバーカントリー)などは下位に沈んだ

位置取りからの考察

8レースの2着馬以外は中団より前、勝ち馬に至ってはともに4コーナー先頭(2レースの勝ち馬は3コーナーからまくりで先頭)だった。

1/18土曜日との傾向比較:鍵はやや重

実はこの傾向は土曜日の8レース(1900m戦だが展開的にほとんどレース傾向は変わらないので参考にした)の前と後でガラッと変わった。土曜日7レースまでのダート1800mの傾向をまとめると以下の通りであり、日曜日とは真逆だった。

  • ルーラーシップなど日本や欧州の芝血統は結果を出せず
  • プリサイスエンド、アイルハブアナザー、ヘニーヒューズ、スパイツタウンなど米国のダート種牡馬が好走
  • 馬券になった6頭中5頭が中団から後方にいた

しかし、土曜日の8レース(1900mダート)になると、

  • 勝ち馬はステイゴールド産駒で3コーナーからまくり4コーナーでは3番手での押し切り
  • 2・3着馬は共にクロフネで米国ダートの背景を持っていたが…
  • 4着のストーミングホーム、5着ステイゴールドと日本・欧州型の芝血統が上位に

と日曜日に見られた傾向が顔をのぞかせてきた。

土曜日は終日やや重、日曜日は終日良で施行されたことがこの傾向を生んだのではないか(ダートが乾いてきた土曜8レースあたりから変化したのもうなづける)

東海ステークスは、良馬場→スマハマ やや重以上→ヴェンジェンス

東海ステークスが行われる1/26日曜日も天気が怪しい。

馬場によって明確な違いが出ているので直前まで馬場状態を見極めてから本命馬を決めたい。

先週の傾向からは、

良馬場なら日本・欧州芝血統の先行馬:スマハマ

やや重以上なら米国ダート血統の中団待機馬:ヴェンジェンス・エアアルマス

を狙いたい。

前者はスマハマ、後者ならヴェンジェンス(ないしは枠次第でエアアルマス)がばっちり条件にはまる。

※わかっているんです。こうやって理屈をこねた時はあっさりインティが勝つってことを(泣)。